初心者こそ短期決戦を目指さねばならない

 

 こうしてたまに自分の考えを文章に表してみてつくづく思う事なんですけど、考えることとしてはやっぱり華麗に上手にかっこよく書きたいわけじゃないですか。

 じゃあ上手い文章とは何ぞやと考えた時に、人によって色々な条件があるだろうけど、私がなんとなくやろうとしてたのは、とにかく長い文章を書こうとしていたわけです。 文章は長ければ長いほど良く、短い文章は駄目なんだと思っていたんですね。

 でも長い文章を書くのってとにかく難しいんですよね。

 というのも、文章が長くなればなるほど単純にくどくてウザいし、言い回しが重複したり主張が迷子になったり、ミスが蓄積して文章全体が壊滅したりしてしまう。

 軍隊で例えたら独ソ戦のドイツ軍のような状態です。 物資の補給能力が低いから先に進めば進むほど、戦線が広がれば広がるほど物資が欠乏して勝手に消耗してくるみたいな感じになります。

 たぶんジャンルを問わず初心者っていうのは全部これと同じで、経験と技量という兵站能力が弱いから長引けば長引くほど苦しくなってボロが出て、下手打ちの機会も増えてしまう。 なのでそれを防ぐためにも、短期決戦で素早く切り上げてとにかく減点ポイントを消す戦いをすることが肝要なんだと、考えを文字に表してみて思い知らされましたねえ。 何事においても初心者は短く単純にです。

 

 ところでブログの記事って1記事につき1500文字が適量だって話を聞くんですけど、これ結構難しくないですか?

 例えばこの記事の文字量でも自分的には結構頑張った方ですが、その文字数僅か700文字程度で基準値の半分以下。 現状の自分では意味のある文章を書くとこれくらいが限界です、まあちゃんと短期決戦を出来てるので良いのかもしれないですけど、でもやっぱり意味の通った長い文章ってカッコいいですよねえ。

 しっかしそう考えると1万文字の記事をコンスタントに量産してる人らって一体どんな脳の造りをしてるんですかね? 普段何気なくネットの記事とかを流し読みしてるけど、あれって実は途轍もなく凄いことなんだと今更ながら痛感させられました。

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