この4年、仕事のストレスや諸々の問題が重なって鬱になったことに始まり、心臓の病気で闘病中だった愛犬を手術までして結局何も変えられず、信頼していた人の裏切りに遭い、努力は報われず、と自分ではどうしようもない事が連鎖的に起きて、なんだか色々諦観してしまうようになりました。
人生成るようにしか成らないという言葉がよく身に沁みます。
しかしながら、別に諦めるのが悪いことだとは考えていません。
やめる、諦めるというと敗北者のようなイメージがありますが、諦めは上手く使えば生産的な行動になり得ると思います。 それというのも何も特別な理屈はなくて、諦めた分のパワーを別の方向に向けられるからです。
生きて時間を重ねるというのは、そうやって色々なものを諦めてパワーの焦点を絞って集中させていくものだと思うのです。
そうして焦点を絞り続け、最後の最後まで残ったものが、自分にとって本当に大切なもので、それを見つめて生きることが本当の幸せなのではないでしょうか。
そう考えて前を向くことが、堪え難きを堪えて今日まで繋げてくれた過去の自分への供養にもなるかなって感じで、最近はまた少しは前を向けてるかなと思う日々です。
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