VTuberにうつつを抜かす弱男の同士達に言いたいことがある

 

 

 最近、女性Vtuberとか可愛いアイドルが自身のぼっちエピソードとか、陰キャ・コミュ障ぶりをアピールしてそれに対して男性ファンが共感して仲間意識を持つ、みたいな場面をようつべの切り抜きとかSNSなんかで見かけることがあります。

 ここで弱者男性を代表して、30年以上の時をただひたすら手をこまねいて浪費し、幾多のチャンスを無駄にしてきたどうしようもないクソ陰キャコミュ障の私から言わせてもらうことが有るとすると……、 目を覚ませ、まだ間に合う。 そしてこれから共にこの絶望的過ぎる人生の恋愛戦線を立て直して行こう。

 まず以って男のコミュ障と女のコミュ障とでは問題の深刻さが違うんだ。

 

 この私の主張に対して異論反論がある男陣営の同士諸君は当然多いことと思う。 どう生きようとその人の自由だと、価値観は人それぞれぞれじゃないかと。

 

 そこで同士諸君に問いたい。

 例えばもし、君が人生もうどう仕様もなくなったとして、助けを求めて泣き叫んでいたする。すると果たして誰かが手を差し伸べてくれるだろうか?   そうだね、差し伸べられるのは救いの手ではなくお巡りさんによる職質の魔の手だね。

 次に、こちらから何のアクションも起こさずにひたすら空から女の子が降ってくるのを待ち続けて、果たして向こうから来てくれるだろうか?   そうだね、空から降ってきたその女の子は周りの人には見えないか、又は平面に印刷されているね。

 

 そう、あくまで我々男陣営はひたすら前に出続ける冷徹な殺戮マシーンのように攻勢をかけ続けなければならない存在なのだ。

 女の人は異性からアプローチを受ける機会が我々男陣営に比べて桁違いに多いため、コミュ障という欠点もそれが刺さる層の男の存在から、ある種の長所として機能する可能性がある。 だが一方男は基本的に向こうからアプローチを受ける機会が殆んど0に等しいという特性上、どう足掻いてもコミュ障がプラスに転じる可能性は極めて低い。

 ということは、男は陰キャだろうが何だろうが、例えコミュ障という名の’呪いの装備’を着けたままででも攻勢を掛けなければならない、アプローチしなければならない。 そこには運気などなく運命もなく、全てを自分自身の実力で切り開いて行かなければならない。 守勢に回っていてはタイムアップで完全に詰まされてしまう。

 

 ゆえに我々男陣営は昨今の陰キャを是とする偽善的風潮と、ネットに転がる悪魔の甘言に惑わされず、陰キャやコミュ障であったとしてもそれらと上手く付き合いながら、それでも前に出続けなければならない。 それが我々男陣営に与えられた宿命的な人生のゲームバランスなのだ。

 よって、推しのアイドルやVTuberが何と言ってようが、そんな羽よりも軽い戯言は真に受けずに恋愛戦線を………、って書いてる途中で私は極めて重大な、そして不都合な真実に気付いてしまった。

 

 

 ……よく考えたら俺、勝手に同士だと思ってた男陣営の中でも最底辺の下級戦士だった……。

 皆普通に友達がいて、人と普通に会話して、中には一度は恋人がいたことがあって……、雑魚の分際で何を悠長に人様の心配をしていたんだ俺は……。

 

 俺みたいな負け犬が偉そうなこと吠えてすみませんでした……。 まずは自分が呪いの装備をつけたまま魔王を倒してきます……。

 

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